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取り扱いのある多焦点眼内レンズのご紹介

・3焦点眼内レンズ - TECNIS Odyssey(Johnson &Johnson社) - Clareon PanOptix(Alcon社) - Vivinex Gemetric(HOYA社) - Vivinex Gemetric Plus(HOYA社)

・焦点深度拡張型眼内レンズ - TECNIS PureSee(Johnson & Johnson社) - Clareon Vivity(Alcon社)

TECNIS Odyssey(Johnson &Johnson社)

TECNIS Odysseyは、日本では2024年11月に導入となった新しい3焦点眼内レンズです。遠方から近方のスムーズな見え方を維持したまま、従来品と比べてハロー・グレアの低減を実現しております。近方は手元40cmからとなっているため、近方の見え方を重視される方は若干物足りなささを感じるかもしれませんが、遠方重視の方には比較的向いています。

焦点距離 近く40cm~遠くまで
乱視矯正レンズ あり(2.5Dまで)
ハローグレア やや少なめ
コントラスト低下 ややあり
追加費用 乱視矯正なし 380000円+消費税 乱視矯正あり 430000円+消費税

Clareon PanOptix Pro(Alcon社)

Pan Optix Proは回折型の3焦点眼内レンズで、人気の高かった先代のPanOptixをさらに改良したレンズです。 特にパソコン作業に必要な60cmから手元40cmまでがよく見えるレンズで、日本国内で初めて承認を受けた3焦点眼内レンズです。遠方、中間(60cm)、近方(40cm)にピントが合い、幅広い距離をカバーできるため、眼鏡解放率が高いことが特徴です。また、瞳孔径(目の大きさ)が大きくなるほど遠方への光を配分が大きくなるように設計されており、ハロー・グレアを抑える工夫が為されています。実生活に馴染みやすいレンズです。レンズの形状から安定性が高く、乱視の強い方にも適応が可能です。手元30cmの視力はやや劣りますので、スマートフォンなどを見る場合には眼鏡が欲しくなるかもしれません。

焦点距離 近く40cm~遠くまで
乱視矯正レンズ あり(2.5Dまで)
ハローグレア やや少なめ
コントラスト低下 やや少なめ
追加費用 乱視矯正なし 420000円+消費税 乱視矯正あり 470000円+消費税

Vivinex Gemetric(HOYA社)

Vivinex GemetricはHOYA社から発売された日本企業初の多焦点眼内レンズです。遠方と80cm、40cmにそれぞれパワーゾーンがあり、構造上からハローグレアがやや低減されているレンズです。実際の臨床成績ではClareon PanOptixと同等の成績を残しており、やや価格が安いので、少しでも費用を抑えつつ多焦点眼内レンズを挿入したい方にご相談しやすいレンズです。ただ小柄な日本人ではスマートフォンを30cm前後で見ることが多く、場合により眼鏡装用を必要とするかもしれません。

焦点距離 近く40cm~遠くまで(やや遠方重視)
乱視矯正レンズ あり(2.5Dまで)
ハローグレア ハローはまずまず出る
コントラスト低下 ややあり
追加費用 乱視矯正なし 360000円+消費税 乱視矯正あり 410000円+消費税

Vivinex Gemetric Plus(HOYA社)

Vivinex Gemetric Plusは今までにない近方重視の多焦点眼内レンズです。前述のGemetricと同様の構造の3焦点レンズではありますが、特に近方30~40cmにパワーを強く振っており、生活の中で近方重視の方に適応となるレンズです。ただ両眼とも近方合わせですと遠くは見えづらくなってしまうため、HOYA社は片眼にGemetric(遠方重視)、もう片眼にGemetric Plus(近方重視)を挿入し、遠くから近くまでの眼鏡解放が期待できる方法を推奨しております。

焦点距離 近く30cm~遠くまで(特に近方重視)
乱視矯正レンズ あり(2.5Dまで)
ハローグレア ハローはまずまず出る
コントラスト低下 ややあり
追加費用 乱視矯正なし 360000円+消費税 乱視矯正あり 410000円+消費税

TECNIS PureSee(Johnson & Johnson社)

TECNIS PureSeeは2025年に日本に導入された新しい焦点深度拡張型の多焦点眼内レンズです。屈折パワーを連続的に変化させるOptiCurveテクノロジーという新しい技術を採用しており、遠くから中間まで単焦点レンズと同等の見やすさを提供できます。特に遠方の見え方を重視される方にはお勧めできるレンズです。またハローグレアやコントラスト低下も少なく単焦点レンズ同等と言われており、夜間の運転などにも影響はほとんどありません。一方で近方の見え方は強くないので、読書やスマートフォンを扱う際には眼鏡の装用が必要になる場合も多くあります。場合によっては片眼をTECNIS PureSee、もう片眼をTEXNIS OdysseyやGemetric Plusなどという組み合わせでお互いの弱点をカバーすることもご相談ができます。

焦点距離 中間60cm~遠くまで
乱視矯正レンズ あり
ハローグレア 少ない
コントラスト低下 少ない
追加費用 乱視矯正なし 370000円+消費税 乱視矯正あり 420000円+消費税

Clareon Vivity(Alcon社)

Clareon Vivity(クラレオン ビビティ)は、2023年に日本に導入された「波面制御型焦点深度拡張レンズ」です。遠方から中間までの距離を連続的に切れ目なく見れること、コントラスト(見え方の質)低下がほぼなく単焦点眼内レンズに遜色のない自然な見え方が可能です。またハロー・グレアも単焦点レンズとほぼ変わりません。一方で近方の見え方はあまり強くないので、読書やスマートフォンを見る際には老眼鏡が必要になる可能性が高いという弱点があります。場合によっては片眼をClareon Vivity、もう片眼をPan OptixやGemetric Plusなどという組み合わせでお互いの弱点をカバーすることもご相談ができます。

焦点距離 中間60cm~遠くまで
乱視矯正レンズ あり(一部で)
ハローグレア 少ない
コントラスト低下 少ない
追加費用 乱視矯正なし 390000円+消費税 乱視矯正あり 440000円+消費税